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「ChatGPT×起業」セミナーやります

  • 執筆者の写真: TADA Masayuki
    TADA Masayuki
  • 5 日前
  • 読了時間: 8分

こんにちは、合同会社多田EC支援事務所の多田優之です。


企業支援機関の皆さん、最近他の支援機関でChatGPTのセミナーを見かけませんか?

まだされていないところも多いんでしょうか。

今回は、創業支援機関さんより「生成AIを使って色々したいけど、何から始めればいいかわからない」という声が多いとの相談があり、引き受けるに至りました。

(現在セミナー資料を作成中です!)


※大変恐縮ですが、満員御礼のためキャンセル待ちとのことです

出所:ひらっく(枚方市立地域活性化支援センター)


実は正直に言うと、私自身は創業塾や起業セミナーの依頼をあまり引き受けていませんでした。なぜならば、私が創業の時に非常に苦しい思いをしたからです。でも最近、ChatGPTという強力な味方が現れて、当時の私が欲しかったサポートを提供できるようになったと感じています。




私の創業体験とChatGPTとの出会い


2010年に創業した時のことを思い出すと、会社員として20年間働いてきた経験があったので、事業計画書の書き方やお客様への謝罪メールの書き方などは、役職者として普通にできていました。


でも困ったのは、開業届の記載方法や確定申告の準備といった、個人事業主特有の手続きでした。会社員時代は経理部門がやってくれていたことを、今度は自分でやらなければならない。地元の商工会議所の創業塾にも通いましたが、基本的なことは教えてもらえるものの、自分の事業特有の細かい疑問については「それは専門家に聞いてください」と言われることも多くて….


行政機関の相談窓口も何度も利用しましたが、予約が取りにくいし、限られた時間の中では聞きたいことの半分も聞けませんでした。


でも今思うと、生成AIがあれば大体のことはその場で調べがつくんですよね。「開業届の書き方で注意すべき点」「個人事業主の確定申告で忘れがちなポイント」といった疑問を、当時は夜中に一人で悩んでいましたが、今なら24時間いつでもChatGPTに相談できるんです。


事業計画書や謝罪メールも、会社員時代は普通に書けていましたが、今はChatGPTがあればもっと簡単に、しかも色々なパターンを検討しながら作ることができます。当時の私が「24時間いつでも相談できる専門家」がいたら、どれだけ心強かったことか。だからこそ、今の創業者にはぜひChatGPTを活用してもらいたいんです。




なぜ今、起業・創業者にChatGPTが必要なのか


起業って、本当に一人で何役もこなさないといけませんよね。営業もやって、経理もやって、宣伝もやって、お客様対応もやって…。私も当時「48時間あったらいいのに」って本気で思っていました。

今サポートしている創業者の方々を見ていても、同じような悩みを抱えています。「SNS投稿の文章が思いつかない」「お客様へのメール返信に時間がかかる」「提案書作りが大変」「アイデアが浮かばない」…

これらの悩み、実はChatGPTがあれば大幅に解決できるんです。

※Soraで作成



120分で実践的なスキルを身につけるセミナー設計


私が今回意識したのは「創業期の私が参加したかったセミナー」を作ることです。今回のセミナーは60分間しっかりとChatGPTの活用法をお話しして、後の60分間はざっくばらんに話せる座談会の時間です。色々と皆さんの突っ込んだ話もしたいと思っているんです。

まさに理想!

(ひらっくさんは上記の構成で「ビジネスカフェ」を定期的に開催されています)


導入(5分):アイスブレイクで距離を縮める

いきなり「ChatGPTとは何か」から始めるのではなく、まず参加者に「あなたの仕事で一番時間がかかる作業は?」と質問します。書類作成、SNS投稿、お客様対応、アイデア出し…必ず挙手してもらうんです。


すると「あー、みんな同じようなことで困ってるんだな」って安心感が生まれます。私も「実は私も創業当時、全く同じことで悩んでました」って正直に話すと、一気に場の雰囲気が親しみやすくなります。


ChatGPT基礎知識(10分):難しい話は一切なし

「世界で3億人(日本は600万人以上)が使うAIアシスタント」という紹介から始めて、実際の画面を見せながら登録方法をデモします。私も最初は「本当に使えるのかな?」と半信半疑でしたが、使ってみると「これ、創業当時の私が欲しかったものやん!」って感動したんです。


「まずは無料版で試してみて、慣れたら月3,000円の有料版を検討しましょう」とお伝えしますが、「私も最初は無料版で十分でした」って体験談を話すと、みんな「なんだ、それなら安心だ」って反応してくれます。


ChatGPT活用事例(15分):リアルな困りごとベースで

ここが一番重要なパートです。業界別の成功事例マップをお見せしながら、創業者が実際に困ることをベースに紹介します。

開業届の記載で迷った時、「個人事業主の開業届で、職業欄に何を書けばいいか分からない場合の一般的な書き方を教えて」とChatGPTに聞けば、すぐに具体的なアドバイスがもらえます。


SNS投稿文も同じです。「何を書けばいいかわからない」って悩んでいた時間が、今思うともったいない。ChatGPTに「20代女性向けに、親しみやすい口調で、新商品を紹介するInstagram投稿を150字で作って」って頼めば、プロが書いたような文章が数秒で完成します。


実践・コツ(15分):AIと一緒に考えたフレームワーク

ここでは「CLEARフレームワーク」という、私がAIと一緒に考えたコツをお伝えします。

  • Context(背景):状況をしっかり説明する

  • Length(長さ):文字数を具体的に指定する

  • Example(例):見本があれば示す

  • Audience(相手):誰向けかを明確にする

  • Role(役割):専門家として振る舞わせる


「悪い例」と「良い例」を並べて見せると、みんな「なるほど!」って納得してくれます。悪い例:「カフェのメニューを考えて」。良い例:「あなたは15年の経験を持つカフェコンサルタントです。20席のカフェで、20-40代の働く女性向けに、健康志向のランチメニューを5つ提案してください」


私も最初は「なんか思ってたのと違う答えが返ってくるな」って困りましたが、このフレームワークをAIと一緒に作って使うようになってから、期待通りの答えが返ってくるようになりました。


まとめ・質疑応答(15分):背中を押すメッセージで

60分の講義部分の最後は必ず「今日から何をすべきか」を具体的にお伝えします。「まずはアカウントを作って、自分の業務で困っていることを一つ、今日習ったコツを使ってChatGPTに相談してみてください」


そして質疑応答では、よくある不安にも答えます。「英語が苦手でも大丈夫?」「間違った情報が出ることは?」「お客様にAI使用がバレる?」…私も最初に感じた不安を正直に話して、どう解決したかをお伝えします。


ざっくばらんな座談会(60分):本音で語り合う時間

ここからが参加者にとって一番価値の高い時間かもしれません。正式な質疑応答ではなく、お茶でも飲みながらの気軽な座談会形式にします。


「実は、こんなことで困ってるんですが…」「他の皆さんはどんな風に使おうと思ってますか?」といった本音トークが始まります。同じ創業者同士だからこそ分かり合える悩みや、業種は違ってもヒントになるアイデアなど、参加者同士の横のつながりも生まれます。


私は講師&ファシリテーターとして場の雰囲気を盛り上げつつ、必要に応じてその場でChatGPTを使って参加者の相談に答えたり、追加のコツをお伝えしたりします。お堅い講義とは違う、温かい交流の場になるよう心がけますね。


※セミナーのスライドイメージ図(Claude、Genspark、Skywork、Manus)



参加者に寄り添うセミナーのコツ


私が意識している一番大切なことは、「先生」として上から教えるのではなく、「少し先を歩いている先輩」として寄り添うことです。

専門用語はできるだけ使いません。「プロンプト」ではなく「質問文」、「LLM(大規模言語モデル)」ではなく「AIツール(微妙?)」。創業塾で専門用語がわからずググって困った経験があるからこそ、とにかく分かりやすい言葉で伝えます。


失敗談も包み隠さず話します。「私も最初はこんな失敗をしました」「こういう時はうまくいかなくて困りました」って正直に話すと、参加者の心理的ハードルがぐっと下がると思います。




生成AIセミナー後の嬉しい変化のお声


他の地域で、生成AIの実務セミナーを受けた方から後日いただく報告が、何より嬉しいです。


「ChatGPTでブログを書き始めたら、お客様から『文章が上手ですね』と褒められました」

「提案資料の作成時間が半分になって、営業に集中できるようになりました」

「夜中に一人で悩んでいた時間が、今ではChatGPTとの対話時間に変わりました」


特に最後のコメントは、まさに私が創業当時に欲しかった環境だなと思います。一人で抱え込まず、いつでも相談できる相手がいる。これって創業者にとって本当に心強いことですよね。

(創業者に限らず、経営者、事業主は孤独ですもんね・・・)




まとめ:創業の孤独を解消するAI活用


創業って、やってみると思った以上に孤独で大変なことが多いです。私も当時「誰に聞けばいいんだろう」「この判断で合ってるのかな」って不安になることがしょっちゅうでした。

でも今はChatGPTという心強い味方がいます。私が創業した2010年よりも、ずっと恵まれた環境で挑戦できるんです。企業支援機関の皆さんも、「ChatGPTセミナーをやってみたいけど、自分が詳しくないから…」と思わずに、ぜひ挑戦してみてください。


大切なのは技術的な知識ではなく、創業者の気持ちに寄り添うことです。私自身の体験を交えながらお話しすることで、参加者の方により深く響くセミナーになっていると感じています。


一緒に地域の創業者を応援していきませんか?

ChatGPTセミナーの企画・運営でお困りの企業支援機関の皆さん、お気軽にご相談ください。セミナー設計のサポートや、共同開催のご提案も可能です。創業の苦労を知る者同士、力を合わせて地域を盛り上げていきましょう!

※Soraで作成


【お問い合わせ】 合同会社多田EC支援事務所 📧 https://www.ectada.co.jp

ChatGPTセミナー企画・運営サポート承ります

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