top of page

ChatGPT Plus(有料版)で「カスタムGPT」を作ろう

  • 執筆者の写真: TADA Masayuki
    TADA Masayuki
  • 5月29日
  • 読了時間: 4分

――ChatGPT Plusで“自分専用AI”を持つという選択


こんにちは、多田優之です。

今日は、私が最近よく使っているChatGPT Plusの「カスタムGPT」機能についてご紹介します。


まず最初に、私が実際に作った「尊敬する歴史人Bot」をご紹介します。

ree

※カスタムGPTをたくさん作って「マイGPT」として活用しています!

ree


このBotは、私の大好きな坂本龍馬と平賀源内という二人の歴史人物を内蔵した“対話型AI”。ユーザーが「坂本龍馬がメイン?」「平賀源内がメイン?」というボタンを選ぶことで、2人の視点を切り替えてアドバイスがもらえるという仕組みです。


  • 坂本龍馬:変革・志・時代を動かす視点

  • 平賀源内:発明・融合・型破りな発想法


「こんな風に答えてほしい」「土佐弁でしゃべって」など、細かく調整しながら仕上げました。歴史好きな自分としても楽しみながら、業務のヒントももらえる、まさに“仕事と遊びの間にあるAI”です。




そもそも「カスタムGPT」って何?

ChatGPT Plus(月額3,000円前後)に加入すると、自分だけのChatGPTを作れるようになります。

イメージとしては、ChatGPTに役割・性格・口調・知識ファイルを与えて、“自分専用のAI秘書”を育てるようなもの。


  • 相談業務を手伝うAIメンター

  • 商品企画のアイデアを出すAIブレイン

  • 観光案内をしてくれるキャラクターBot

…など、ノーコード・チャット形式で自由に設計可能です。


※OpenAI公式のGPTもたくさんあります!

ree



【復習】無料版とPlusの違いは?

GPT-4oのリリースで、無料版もかなり高機能になりました。ただし、カスタムGPTの作成や機能安定性では依然としてPlusが優位といわれています。

項目

無料版(ログイン有・無)

有料版(Plus)

利用モデル

GPT-4o、4o mini o3-mini

GPT-4o、4.5 o1、o3-mini など

応答速度・安定性

回数制限あり

無料版より快適 回数制限あり

ファイル・画像アップ ロード

◯(可。ただし処理速度・安定性に難あり)

◯(無料版より安定)

ウェブ検索機能

カスタムGPT作成

✕(他人のGPTは使えるが作成は不可)

◯(作成・更新が可能)

📌 無料版でも様々な生成AI体験できますが、本格活用にはPlusが必要です。

詳細は公式サイトの情報をご確認ください。



「尊敬する歴史人Bot」をどうやって作ったか?

作成の流れはとてもシンプルで、直感的に進められます。


  1. 「作成」でAIビルダーに希望を伝える 

    「坂本龍馬と平賀源内の視点でアドバイスするBotを作りたい」と入力。

  2. 「構成」で設定を整える 

    名前、説明、指示を設定。会話のきっかけボタンも設置します。あなたは坂本龍馬と平賀源内の人格を持ちます。質問に応じて、どちらかを演じてアドバイスしてもらいます。  

  3. 「公開 or 非公開」して使う 

    作成したBotは自分専用で利用可能。共有リンクを発行すれば他のユーザーも利用可能です。

ree

※実際の設定画面の一部です

ree

※実際のチャット画面です

ree



実務にどう役立つの?

「尊敬する歴史人Bot」は半分遊び、半分実用の試作でしたが、実際の支援業務での応用先はたくさんあります。

活用シーン

マイGPTでできること

補助金相談のアイスブレイク

龍馬Botで「何かひとことお願いします」で空気がやわらぐ

商品開発のブレスト

源内Botに“型破りなアイデア”を出して もらう

若手研修/課題づくり

「Botに聞いてレポートを作る」ことで 探究型学習を実現

SNS投稿のネタ出し

Botに「今日のひとことください」と 頼めば1分で投稿案が完成する


なぜPlusを勧めるのか?

✅ 自分の業務に合わせてBotを育てられる

✅ 相談・発信・資料作成を“AIと分担”できる

✅ 月3,000円で「秘書+広報+研究員」が手に入る感覚


今まで「1人で全部やっていた仕事」を、ChatGPT Plusと一緒に分担できる時代になりました。



注意点もあります

  • 機密情報や個人情報は絶対に入力しない/仮名にする

  • 回答の正確性は人間が最終チェック

  • 公開と非公開を間違わない(世界中に公開されます)

  • GPTの能力(Web検索/画像生成など)は必要に応じてON/OFF



まとめ:まずは「1個 」作ってみてください

カスタムGPTは「作る→使う→直す」を繰り返すことで、どんどん精度が上がります。まずは1個作ってみることが、ChatGPTを業務で使いこなす第一歩です。


私のように、ちょっと遊び心を入れて作ってみても構いません。「じゃあこれを本業にどう使える?」と考え出すと驚くほど多くの場面でAIが活躍してくれることに気づきます。


📌 ご希望があれば、セミナー形式での導入サポートも可能です。お気軽にご相談ください!

コメント


- お問い合わせ -

ロゴ00.png

© 2025 合同会社多田EC支援事務所

bottom of page